ここまでの内容(RECFの魅力・仕組みと安全性)を踏まえて、どのプラットフォームが 自分に合うかを、基本データと簡易診断で確認します。当メディアが10項目の基準で確認した 国内不動産クラウドファンディング6社が公開しているファンドデータ計930件を もとにした比較です。
基本データ比較
| プラットフォーム | 運営形態 | 件数 | 平均利回り | 平均運用期間 |
|---|---|---|---|---|
| CREAL | 上場グループ | 145件 | 4.63% | 19.3ヶ月 |
| COZUCHI | 非上場 | 146件 | 7.58% | 12.4ヶ月 |
| OwnersBook | 上場グループ | 431件 | 5.21% | 12.0ヶ月 |
| Jointo α | 上場グループ | 45件 | 3.42% | 10.7ヶ月 |
| property+ | 上場グループ | 38件 | 4.56% | 9.2ヶ月 |
| Rimple | 上場グループ | 125件 | 3.14% | 6.0ヶ月 |
OwnersBookのみ、他5社(匿名組合出資型)とは異なる貸付(ソーシャルレンディング型) スキームです。利回りの絶対値だけでなく、この法的な違いも踏まえて比較してください。 詳細はOwnersBookの詳細記事を参照してください。
簡易診断:何を優先したいかで整理する
「結局どれを見ればいいか分からない」という方向けに、まず簡単な分岐で整理しました。 この後に続く詳しいデータは、ここで気になったプラットフォームの裏付けを確認するために読み進めてください。
Q1. 上場グループによる運営・実績公開の透明性を何より重視したい
→ はい:Q1-2へ(4社が候補です)
→ いいえ:Q2へ
Q1-2. その中でも、何を最優先しますか
→ 個別ファンド単位の元本割れゼロ開示:CREALの詳細
→ 劣後出資比率の厚さ(10〜30%):Jointo αの詳細
→ 優先劣後+空室対策+資金分別管理の多層設計:property+の詳細
→ 劣後出資比率30%を全ファンド一貫で採用:Rimpleの詳細
Q2. 運用実績の長さ・個別ファンド単位での実績開示を重視したい
→ はい:OwnersBookの詳細を読む価値が高そうです
→ いいえ:COZUCHIの詳細(個別案件の見極めが前提)を読む価値が高そうです
投資スタイル別、どのプラットフォームが近いか
「実績開示の透明性」のようなピンポイントな軸だけで選ぶのは現実的ではありません。それよりも「自分がどんな投資スタイルを取りたいか」から考えた方が、実際の判断に近づきます。 あくまで当メディアの分析に基づく整理であり、断定的な推奨ではありません。
リスクを抑えて、手堅く運用したい人 → CREAL・OwnersBook・Jointo α・property+・Rimple
CREALは上場グループ運営、実績を件数付きで公開している存在で、平均利回り4.63%は控えめです。 OwnersBookは業界最長12年の実績があり、個別ファンドの確定利回りまで開示していますが、 貸付型という他社とは異なるスキームである点には留意してください。Jointo αは劣後出資比率が 10〜30%と厚く、property+は優先劣後・マスターリース・信託分別管理を併用し、Rimpleは劣後出資 比率30%を全ファンド一貫で採用していますが、いずれも平均利回りは3%台〜4%台と控えめです。
リスクを取って積極的に高い利回りを狙いたい・個別案件を自分の目で見極めたい人 → COZUCHI
平均利回り7.58%は比較対象の中でもっとも高く、比較対象の中で唯一、運用期間中でも 中途換金できる制度があります。ただし平均値と中央値の乖離が大きく、少数の超短期高利回り 案件が平均を押し上げている点には注意が必要です。案件ごとの見極めが他社以上に重要になります。
まとめ
各社はそれぞれ異なる設計思想を持っており、「どれが優れているか」という単純な優劣では 語れません。利回りの高さを取るか、実績の裏付けを取るか、案件の分散度を取るかは、 投資家自身のリスク許容度と目的次第です。本記事および各社の詳細レポートが、その判断材料の 一つになれば幸いです。
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